
【ヘルスケアコラム】毎朝飲みたい「白湯」の効能
「白湯が体にいい」と聞いたことはありませんか?
事実、白湯は体にとって多くのメリットがあります。白湯がもたらす最大の効能は、「温かい水を飲むことによって、身体(内臓)が温まる」ということ。身体が温まると、さまざまな効果が現れるのです。
白湯の効果
①基礎代謝の向上
基礎代謝は、血流の流れがよくなるとが上がります。白湯を飲んで内臓が温まると、血流の流れもよくなり、基礎代謝が上がるのです。基礎代謝が上がると、1日の消費カロリーも増えるため、ダイエット効果も期待できます。
②内臓の機能回復
内臓は冷えると機能が低下します。夏に冷たい飲み物ばかりを飲んでいると、胃腸の調子が悪くなってしまうのはそのためです。冬でも、コーヒーなど体を冷やす作用を持つ飲み物を飲んでいては、内臓は休まりません。そこで、体に負担の少ない白湯を摂ることで、内臓の機能を回復し、消化不良や胃もたれを防ぐことができます。
③冷え性の改善
白湯は、女性に多い冷え性にも効果的です。血流がよくなることによって、毛細血管の隅々にまで血液が流れ、冷え性の改善につながります。
④便秘の改善、デトックス効果
白湯を摂取して内臓が温まると、腸内の活動も活発になり、便秘の改善効果が期待できます。また、水分を多く摂ることで利尿作用もあり、汗や尿などの老廃物も排出。白湯はデトックスにも効果的なのです。
お湯を沸かして飲むだけで、これだけの効果があるとは驚きですね。
白湯の摂取方法
・50~60度に温める
熱すぎず、ぬる過ぎず、人肌より温かいくらいの白湯を用意しましょう。
・少しずつ時間をかけて飲む
一気に飲むと、胃液が薄まり、食べ物の消化吸収が阻害される恐れがあります。10~20分かけて、ゆっくりと飲みましょう。
・1回の摂取量は200ml
体に良い効果があるからといって、飲み過ぎはよくありません。1回に摂取する量は200mlまでとしましょう。
・ベストタイミングは「朝」
おすすめなタイミングは起床後です。就寝中も人間は汗をかいており、その量はコップ1杯分。起床後は水分不足の状態なので、白湯が体にしみわたります。また、就寝中は基礎体温が下がっているため、基礎体温を上げる意味でも、朝に飲む白湯は効果があります。
特別なものを用意しなくても、今日から簡単に始められる「白湯」。これから寒くなる季節、ぜひ取り入れてみてください。